弊社ではウッドデッキ用に使用する製材品をウッドデッキ材と呼んでいますが、実はウッドデッキとして使用する以外にも様々な活用法があります。

ウッドデッキの活用法

ウッドデッキの材質

-ウッドデッキ材を長持ちさせるポイント-

ウッドデッキ材は硬くて丈夫な木材で作られていますが、無塗装のものがほとんどです。
塗装をすると水にも強くなり耐久性がさらに高くなるので塗装することをオススメします。塗料はホームセンターなどで様々な種類を取り扱っているので、ぜひお気に入りを探してみてください。

ウッドデッキ

ウッドデッキとは、建屋から張り出す形で作られた屋外スペースのこと。家族でバーベキューを楽しんだり、ゆったり読書をしたりと、使い方は無限大です。

ウッドデッキ施工写真
ウッドデッキ施工写真

ルーバー

歩行者や近くの建物からの目隠しになるルーバー。夏の暑い日差しを和らげ、風を通すので涼しく快適な空間に。外観のアクセントにもなります。

ルーバー施工写真
ルーバー施工写真
ルーバー施工写真
ルーバー施工写真

パーゴラ

パーゴラとは、つる性の植物を絡ませる木材などで組んだ棚。またはテラスの上部に組む屋根のこと。植物をはわせたり、布をかぶせることによって日陰がうまれます。

パーゴラ施工写真
パーゴラ施工写真

軒先の天井

天井もウッドデッキにすると、統一感が生まれます。

ウッドデッキ材を使用した天井施工写真

階段

バルコニーに続く階段も同じデッキ材で統一感を持たせたり、階段の一部にデッキ材を組み込むことでアクセントにしたりできます。

ウッドデッキ材を使用した階段施工写真
ウッドデッキ材を使用した階段施工写真

ベンチ・テーブル

外用のベンチやテーブルも作れます。

ウッドデッキ材を使用したベンチ施工写真
ウッドデッキ材を使用したベンチとテーブル施工写真

店舗の床

ウッドデッキ材は耐久性が高いので、土足での往来が多い店舗などにも適しています。

ウッドデッキ材を使用した店舗床施工写真

ウッドデッキ材の材質

弊社で主に取り扱いのあるウッドデッキの材質について紹介します。

セランガンバツ

市場名:セランガンバツ、バンキライ、バラウ
学名:フタバガキ科
属名:Shorea
比重:0.84〜1.05/m3

セランガンバツ材の特徴は色あいが黄褐色や薄褐色をしており、木目は細かく色合いも美しい材のひとつ。耐久性に優れ、加工性もよく、乾燥において は、天日、人工乾燥両方ともよく、柾引きすれば、寸法安定性もあり、曲がり、ねじれ等も少ない。屋外の雨や熱にも強く、耐久性も長い硬質材のひとつでウッ ドデッキ材としても適材のひとつである。
ヨーロッパやオーストラリアではウッドデッキ材として使用された実績が長く、耐久性は実証済み。セランガンバツ材はイペ、ウリンやカンドーレと比べると若干軽いが加工性は良く、材の安定供給も利便性のひとつ。

セランガンバツ原木
セランガンバツ原木
セランガンバツウッドデッキ材
セランガンバツ ウッドデッキ材

マニルカラトーレム

市場名:トーレム、マニルカラ
学名:Manilkara kanosiensis
科:アカテツ科
分布:インドネシア、パプアニューギニア

マニルカラ材は木目細かく高密度であり非常に耐久性にも優れている樹種です。材色は赤褐色や褐色を示し、色合は良好、硬材質であるため加工に難がありますが、寸法安定性がありねじれや曲がりも少ない部類の材です。
トーレム材は難燃性が高く耐酸性もありその上防虫性も高く、薬剤処理の必要性もありません。またイペー、ウリン等の欠点である、樹液(アク)出が少なく、またセランガンバツの様なささくれの危険も低く、イペ、ウリン、ジャラ、ボンゴシなどに代わるウッドデッキ材として注目されている材です。

マニルカラトーレム原木
マニルカラトーレム原木
マニルカラトーレムウッドデッキ材
マニルカラトーレム ウッドデッキ材